たゆたう僕ら。

友情結婚したゲイのその日常

友情結婚の結婚活動に使った金額

今週のお題「人生で一番高い買い物」



人生で一番高い買い物、
それは『友情結婚の結婚相談所の利用』ですね。
(このブログらしい解答ができて良かった!!)


書類を整理していたら、ちょうど契約書が出てきたので、
とてもタイムリーな話題となったわけですが、
僕が入ったころの金額を公開しようと思います。

まずは入会費+登録費で54,000円。
これは20代男性キャンペーン価格で少し安かったです。
(通常は108,000円でした)

そして、月額で5,400円(自分は5ヵ月)
1回お見合いするごとに5,400円(自分は2回)
成婚費324,000円でした。

そのほかに、コーディネート+写真撮影で18,000円。
ヘアカットで8,000円、お見合い用の洋服代で100,000円。

5か月で514,800円は使っているわけです。
電車代もありますし、お見合いの時かかるお金は全部僕が出していたし、
そういうことを考え出すと、実際はもっとかかっています。


この話をすると「よくそんなに払えたな!?」と言われますが、
こうやって改めて計算してみると、
「よくそんなに払えたな!?」と僕も思います。
高給取りでもなんでもないのにね…。

あの時は食事も全然とらなかったし、残業もしまくって、
我ながらよく生きていたなと思います。
この時は結婚のためだけに本気で生きていましたね。


「高い買い物」というと、
なんとなくマイナスなイメージになってしまいますが、
僕の中では、値段以上の価値は確実にあったと思っています。

高いサービスだからこそ、金銭感覚がしっかりしている人や、
収入が安定している人しか入れませんので、
身元がしっかりしているという安心感はありました。
それに、高いお金を払っている分、本気の人が多いですしね。
(掲示板やSNSの婚活だと、なかなかそうはいかなかったです)


「結婚相談所に入ろうか迷っているけど、
値段が高いので入ろうかどうか迷っています」
という相談は結構来るのですが、

『本気で婚活するのであれば入ったほうが良い』
と思っています。
入ったら本気で取り組まざるを得ないですしね。


後にも先にも、自分のお金で
これ以上の金額を使う事はないんだろうなぁ。

あの時は、肉体的にも精神的にも大変な時期でしたが、
今となっては「なんだかんだ楽しかったな」と思えます。

時間が経てば、最後に残るのはいい思い出なのかもしれません。

今週のお題「人生で一番高い買い物」



人生で一番高い買い物、
それは『友情結婚の結婚相談所の利用』ですね。
(このブログらしい解答ができて良かった!!)


書類を整理していたら、ちょうど契約書が出てきたので、
とてもタイムリーな話題となったわけですが、
僕が入ったころの金額を公開しようと思います。

まずは入会費+登録費で54,000円。
これは20代男性キャンペーン価格で少し安かったです。
(通常は108,000円でした)

そして、月額で5,400円(自分は5ヵ月)
1回お見合いするごとに5,400円(自分は2回)
成婚費324,000円でした。

そのほかに、コーディネート+写真撮影で18,000円。
ヘアカットで8,000円、お見合い用の洋服代で100,000円。

5か月で514,800円は使っているわけです。
電車代もありますし、お見合いの時かかるお金は全部僕が出していたし、
そういうことを考え出すと、実際はもっとかかっています。


この話をすると「よくそんなに払えたな!?」と言われますが、
こうやって改めて計算してみると、
「よくそんなに払えたな!?」と僕も思います。
高給取りでもなんでもないのにね…。

あの時は食事も全然とらなかったし、残業もしまくって、
我ながらよく生きていたなと思います。
この時は結婚のためだけに本気で生きていましたね。


「高い買い物」というと、
なんとなくマイナスなイメージになってしまいますが、
僕の中では、値段以上の価値は確実にあったと思っています。

高いサービスだからこそ、金銭感覚がしっかりしている人や、
収入が安定している人しか入れませんので、
身元がしっかりしているという安心感はありました。
それに、高いお金を払っている分、本気の人が多いですしね。
(掲示板やSNSの婚活だと、なかなかそうはいかなかったです)


「結婚相談所に入ろうか迷っているけど、
値段が高いので入ろうかどうか迷っています」
という相談は結構来るのですが、

『本気で婚活するのであれば入ったほうが良い』
と思っています。
入ったら本気で取り組まざるを得ないですしね。


後にも先にも、自分のお金で
これ以上の金額を使う事はないんだろうなぁ。

あの時は、肉体的にも精神的にも大変な時期でしたが、
今となっては「なんだかんだ楽しかったな」と思えます。

時間が経てば、最後に残るのはいい思い出なのかもしれません。

「結婚して後悔はしないんですか?」との問いに対して

今週のお題「好きな街」

独身時代は旅行に行くのが好きで、仕事終わりに夜行バスに乗って一人旅をしたり、友達を誘ってしょっちゅう旅行に行ったりしてました。


好きな街(町)はたくさんあったなぁ。


鳥取県で知り合ったガイドさんにその土地の歴史を案内してもらった時は心が踊ったし、友達と行った新潟の寺泊や、石川県の金沢も魚介が美味しかった。

沖縄県は、ここでしか見れない不思議な景色が広がっていて、ドライブしてるだけで楽しかったし、愛知県の名古屋で美味しいものをひたすら食べた時もあった。

友達の地元を巡ることもあれば、知らない山に登ることもあったり、未知の世界に行くのがすごく楽しいんだよね。


結婚してからは旅行に行くことが無くなったけど、またいつか行けたらいいなぁと思う。

(いつのことになるやら)


結婚してから、いろんな人に「結婚して後悔しないんですか?」と聞かれる事がけっこうあって。

その質問に対して、僕は「結婚して後悔する時もあるけど、今が幸せだから結婚して良かったと思うよ」って答えてます。

それの思いは今も昔も変わらない。


どんな事に後悔するの?というと

「独身だったら好き勝手旅行行けたなぁ」とか「独身だったら朝まで友達と遊び回れたのになぁ」とかそんな感じ。

なんだそんなもんかって思うかもしれないけど、僕の後悔なんてそんなもんなんです。


結婚したら、自分1人の人生では無くなって、責任が生じる。


1人の頃よりも自由がなくなって、やりたい事をやれなくなることもある。

(それでも結構放し飼いにしてくれてるけどね)


「独身に戻って遊びまくりたいー!」って思うこともある。

でも、やっぱり、妻がいて、子どもがいて、家庭があって、傍に支えてくれる人がいる環境が温かくて、それに心から幸せを感じます。


たまに、妻がいない日もあるけど、一晩居ないだけで、家の中がものすごく静かで寂しくて、多分僕はもう1人では生きていけなくなってしまったんだなぁと思います。

(昔は人といるより1人でいる方が好きだったんだけどね。不思議なもんだ。)


これは友情結婚だからとかは多分関係なくて、結婚自体、後悔することもあれば、幸せなこともあるんじゃないかな。と思う。

少なくとも、僕は、結婚せずに「あのとき結婚しておけばよかった」と後悔するよりは、結婚して良かったなと思うのです。


たまたま自分がそうだっただけかもしれないし、世の中には離婚して幸せになった人もたくさんいる。

だから「結婚は絶対に良いよ!」とは言えないし、本当に人それぞれだと思う。


でも、結婚でも友情結婚でも、それで幸せになれた人もたくさんいるので、そういう道もあるんだということを知っておいても良いんじゃないかなと思うのです。

「家事の分担について」のお話し

今週のお題「サボりたいこと」


サボりたいことといえば。

これは夫婦揃って声を揃えて言えるはず。「家事全般」です。


かといって、家事を完全にサボってしまうと、家がとんでもない事になってしまうので「いかに上手くサボれるか」をひたすら考えるのが、僕ら夫婦なんです。


いろいろ工夫してはいるのですが、細かいことを言うと長くなっちゃうので、二つのポイントだけ。

『持ち物を出来るだけ減らす』と掃除がかなり楽になり、物を探したり片付けたりする手間が大きく省けます。

あと『いい家電を持つ』と家事が楽になりますね。特に自動でやってくれる系の家電は、本当に生活が豊かになります。


そんな感じで、毎週のように「これを買えば良いのでは?」「この配置を変えた方が使いやすいのでは?」「これは必要ないから処分したらどう?」なんて夫婦で話し合いながら過ごしてます。


「夫婦で家事の分担とか決めるの?」と聞かれることがあるんですが、たしかに、結婚前に家事分担に関しての話し合いの機会がありましたが、僕らは実は明確に決めていませんでした。


僕ら夫婦は、気づいた方が勝手にやっている事が多いです。

あとは、片方が家事をしている時は、もう片方が別の家事をすることが多いですね。

なので、あまり相手に「家事やって」って言うことがないです。


得意不得意、好き嫌いがあるので、暗黙の了解でこの家事はどっちがやると決まっているところもありますが、料理もお皿洗いも洗濯も掃除も基本的に手が空いている方がやります。


分担を明確に決めない理由は、やれなかった時にプレッシャーになるからかな。

「この家事全然やってないじゃない!」

「こっちも忙しいんだから、気づいたなら手伝ってくれても良いでしょ!」

なんでやりとりはしたくないしね。

お互いにそれがわかってるから決めないんだと思います。


僕の中での感覚的には、家事は仕事に近いです。

「上司が働いてるのに、自分だけ遊んでたら気まずいなよし、仕事しよう!」とか「この仕事ずっと残りっぱなしだから僕が進めよう」とかそんな感じ。

たぶん妻も同じような感覚で家事をやってる気がします。


実は僕が一人暮らしとしていた時って、家事が本当に苦手で、洗濯物も洗い物も山積み!って感じの生活だったんですよね。

実家暮らしの頃も家事は親任せでした。


結婚してから、率先して家事をやるようになったので、親に「あんなにだらしなかったのに、どうやって調教したの!?」と驚かれるんですが、調教されたわけではなくて、自分の意思なんですよ。はい。


家族に甘えて家事をしてこなかった今までを考えると、もしかしたら、恋人と結婚してたら、相手に甘えてあまり家事をしなかったんじゃないかなとも思うんですよね。


生活を共にするパートナーという感覚が少なからず存在するから「出来るだけ同居人に迷惑かけないようにしなきゃ」という気持ちが生まれて、率先して家事をやっているような気がします。


憶測の域ですけど、友情結婚だったからこその自分の変化なのかなと思います。


家事は面倒だと感じますが、一緒に家事をしながらいろんな話をしているので、忙しい日常でゆっくりとコミュニケーションをとれる貴重な時間でもあるんだよね。

だから、嫌いな時間ではないんですよ。


お手伝いさんでも雇わない限り、家事がゼロになることはないけど、『家事の時間』は『家族の時間』でもあると考えたら必要な時間なのかもしれません。

育てる事、即ち、育てられること。

今週のお題「現時点での今年の漢字」


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今年の一文字を1月に考えるというこの企画、
なかなか面白いなぁ、と思いました。

今年が始まって、まだ一ヶ月した経っていないのに、
今年の一年と言われましても…
と思ったけれど、

この『一ヶ月という期間』の積み重ねで、
一年になるわけだから、
蔑ろにしていいものではないんだよね。

そして、一ヶ月という短い期間であっても、
人も世の中も自分自身も、確実に前に進んでいる。

そんな一ヶ月を振り返って考えた
今年の一文字は『育』です。

この頃の僕は、仕事と勉強を頑張っています。

今までは、あまり無理せずに、
仕事も勉強もお気楽にやっていたのですが、
人が変わったように頑張るようになりました。
自分でもびっくりしています。

自分が変わることができたのは、
子どもという存在ができたからです。

子どもの顔を見ると、仕事の疲れが吹っ飛んで
「子どものために頑張るぞ」という気持ちが生まれて、
いくらでも頑張れてしまう。

世の中のお父さんたちが、携帯電話の待ち受け画像を、
子どもの写真にしている気持ちが本当によくわかります。

恋人ができた時もそうだったんですが、
大切な人ができると、どんな無理なことでも、
なんでもできるような、スーパーマンになった気分になるんですよね。

その、無限に湧き上がるエネルギーを、
正しく使うことができれば、
きっと自分を大きく成長させられるんだと思います。

僕は、子どもが生まれるまでは、
子どもは『育てる』ものだと思ってました。
実際、お世話をしたり、絵本を読んだり、
一緒に出かけたりしている姿を、周りが見たら
『子どもを育てている』というように目に映ると思います。

でも、僕自身に子どもが生まれてから感じたのはそうではなく。
子どもを育てていても、
それ以上に子どもに『育てられているな』と感じるのです。

仕事や勉強に一生懸命になれるのもそう。
子育てを通して、新しい知識を得ることができて、
様々な出会いがあって、世界を広げることができたのもそう。

子どもの存在が、自分を育てて、
成長させてくれていると心から感じるようになりました。

まさか、自分が子どもに育てられるとは思ってもいなかったので、
すごく不思議な感覚です。

子どもが生まれて人生が一変して、
今の自分には考えられないような出来事や、
苦難がたくさん待ち受けていると思います。

でも、環境が大きく変わったからこそ、
自分自身を大きく変えることができる、
今までとは一年になると思います。

結婚をしてからは、
本当にどこにでもいる普通の夫婦といった感じで、
セクシャルマイノリティならではの話って、
あんまりないのかもしれませんが、
これからも、友情結婚をしたゲイのその後のことを
書いていこうと思いますので、
よかったらご覧ください!