たゆたう僕ら。

友情結婚したゲイのその日常

結婚活動|掲示板を利用して婚活

掲示板を利用して婚活

今回は、掲示板を利用して婚活していた頃のおはなし。

僕が一番初めに婚活に利用していたのは『友情結婚専用の掲示板』でした。

彼氏ができたのも『掲示板』がきっかけだったので、
自分の中では、割とハードルが低く、
逆に『SNS』や『オフ会』とかの方がハードルが高かったですね。

不特定多数の人に、自分の存在が知られてしまうのが怖いので、
1対1でやり取りができる、掲示板が個人的にやりやすかったです。

友情結婚の掲示板の紹介

掲示板での活動についての説明をする前に、
実際にどんなものか見て確認したい人のために、
先んじて、掲示板を何個か紹介しておきます。

百聞は一見に如かず。
自分の拙い説明より、実際に見ていただいた方がわかりやすいかもしれません。
というか、確実にわかりやすいです。

ちなみに、見る前に一言だけお伝えしておくとすると、
若干アダルトな雰囲気が醸し出されてる場合があるので、
苦手な方はご注意いただいた方がいいかもしれません。
やはり、どんな人でも投稿できるという性質上…ね。

[外部リンク]友情結婚募集掲示板
[外部リンク]「結婚したい同性愛者」出逢いのページ
[外部リンク]契約結婚募集BBS
[外部リンク]ゲイとビアンとアセクシャルの出会いの部屋 (友情結婚相談所)

掲示板を利用する

さて、それでは友情結婚の掲示板がどんなものか。
利用したことがない方向けに説明してみます。

一般的な募集掲示板と変わらないシステムとなっており、
プロフィールやメールアドレス、メッセージなどの情報を投稿すると、
掲示板にその情報が残り、情報を見た人がメッセージを送る仕組みとなってます。

つまり、利用している人の選択肢としては
『自ら募集をかける』
『募集をしている人に連絡をする』

の2つとなります。


■ 定期的に募集をかける

とにかく、利用者の目につかなくては始まらないので、
『定期的に募集をかける』というのが非常に重要になってきます。

一回募集をかけただけでは、時間と共に、
他の人の投稿で自分の募集が埋もれてしまうので、
『定期的』というのがミソ。

かといって、自分の投稿だけで埋め尽くすと、
見ている人にも不快感を与えてしまう可能性があるので、
あくまでも『定期的』という部分を大事にしておきたいです。


自己紹介の内容は、長文すぎず、短文すぎず、
相手が知りたいと思っている情報を簡潔に書くのがベスト。

あまり書きすぎるとメールでやり取りする段階で、
話す内容に困る可能性があるので、
細かい情報は、メールでのやり取り用に残しておきつつ、
情報不足にならないレベルで簡潔に書くといい感じ。

その掲示板の、他の人のいいなと思った投稿を、
参考にすると良いと思います。


■ 条件に合う募集に積極的に連絡を送る

とりあえず、気になったら連絡を取る。
迷ったらとりあえずメールを送る。

気になることはメールで聞けばいいので、
迷ってチャンスを逃すよりは、
とりあえず送ってしまうくらいが良いと思います。

「一人とやり取りして、上手くいかなかったら次…」
としていくと、膨大な時間がかかってしまうので、
気になる人が数人いたら、
全員に連絡して同時進行したほうが効率が良いですね。

同時進行は、なんとなく相手に悪い感じはしますが、
理想の相手を見つけるために大事な考え方だと思います。

ただ、数人同時進行をしたことで、混乱して、
送る相手を間違る事の内容に注意したいですね。
(昔一回やらかしたことがあります。。)

掲示板での婚活の感想

結論から言ってしまうと、
友情結婚掲示板での婚活はお勧めできません。


理由の一つとして、利用している人が少ないこと。
友達作りや恋人作りの掲示板は、1日に何件ものの募集が流れますが、
友情結婚の掲示板となると、ほとんど利用している人がいません。

セクシャルマイノリティの人に絞っているだけあって、
絶対数が少なく、月に5人が投稿していればいい方だったりします。
その中で自分に合った募集となるとかなり絞られてしまいます。

なので、ネットでの出会いでの定石となる、
『数撃ちゃ当たる』戦法はほとんど使えず、長期戦になりやすいです。
長期戦は、年齢が条件になる婚活ではあまり得策ではないため、
あまりお勧めはできないです。

また、掲示板を通して出会うことが難しいという理由もあります。
掲示板は無料で気軽に利用できるというメリットがある一方、
簡単に関係が切れてしまう事が非常に多いです。

メールが続かずに音信不通になることは珍しくなく、
実際に会うまでたどりつけることはほとんどありません。
実際に出会って関係を築いていくという、
スタート地点に立つことすらままならなかったりします。

無料で手軽に利用できる故に、本気で活動している人は少なく、
社会的立場に不安を感じる人も少なくない。

友達であれば、仕事や収入なんてほとんど気にしない要素なのかもしれないですが、
結婚という『長い人生を共に添い遂げるパートナー』という性質上、
やはり軽く考えることはできないです。

掲示板で婚活した結果

実際に、掲示板で活動をして、
メールをでやり取りをしていたのは、20人以上でした。
その中で実際に出会えたのは3人で、1人と結婚間近まで行きました。
(残念ながら家庭の都合で結婚には至りませんでしたが…。。)

都内に住んでいて、出会いを関東圏内に絞ってこの少なさです。
人が集まっている場所でもこのレベルなので、
地方に住んでいる人は、かなりチャンスが少ないと思います。

おわりに

今回は、掲示板を利用しての婚活についてでした。

あまりお勧めはできないよ。とお伝えしてしまいましたが、
実際に出会っていい関係を築くことができた人もいたのも確かなので、
必ずしも非生産的なツールとは言えません。

他の友情結婚活動と気軽に両立しやすいので、
上手く利用して見るといいかもしれません。

ネットでの出会いはリスクもありますので、
しっかりと自己防衛して利用することが大事ですね。

それでは!


西野なるみ